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1001〜1020
早く気付いて可愛子ちゃん、私しかいないってこと
やがて恋に至る微熱を経て
紳士、否、劣情
ストロベリージャムに隠された苦い罠
作り笑顔が得意な彼女の泣き顔は、それはもう酷いものだった
ピンクのフリルから覗く下心
全てが変わったあの日の夜、サイレンが鳴ったのを覚えてる?
魔物の眠る庭
仏も許さぬ三度の言い訳
いつだって未完成な生き方しか出来ないけれど
次に目を開けて見るものが、少しでも優しいものだといい
私の胸に雷を落として
メロドラマなんかに憧れて、その手を離してしまったの
隣の天使が美しく笑うものだから、僕は、
舌を噛み切るよりももっとロマンティックな方法
みっともなく縋る僕を見てください
名も無き.45口径
昨日の夜に夢を見て、愛しくって泣けたんだ
ヒトフタマルマル、回帰せよ
Iだらけのわがまま
1021〜1040
環状線を回り終えて、辿り着くのは
悔しいから、走ったんだよ
粉々に命が壊れる音を、私はまだ聴いていたいの
冷え切った部屋で、裸足で
ポストシンデレラの行方
世界が変わった翌日のサンドイッチは相変わらず美味しかった
叶わないシナリオがピリオドを求めている
空言のある風景
死にたいくらい疲れているのなら会いに来て
くたびれた愛ばかりが降り積もる
悲しい結末をなかったことにしたくて、目を閉じたんだ
冷静さを欠いた、あなたらしい判断だった
およそ世界は収縮を始めている
輪っかをくぐって夢の中
ロンリーダンスを君と
喉元を食い千切って、あなたの名しか呼べないように
答えのある人生だったなら、私たちは正しく生きられた?
失われていく言葉と生まれていく常識
彼がどのようにして頂点へ登りつめたかの経緯とその理由
霧がかった僕の甘いノスタルジア
1041〜1060
オオカミ少女の独白
一番弱いところを、僕にちょうだい
暴いて、壊して、砕いて、溶かして、僕の胃に
私の胸の中はもぬけの殻
寂れたギャラリーには丁度300人目の堕天使が現れる
終わりのないアンブレラ
君の一等星を食べてしまいたい
雨の降る日常に潜んでる
壊れ物の心につき、取り扱いにご注意
セクシャルなカーテンを暴いたなら
私の足跡はいつも拙い
そこから月は見えるか
ここまで歩いて来れたの、怪我もたくさんしたけれど
朝焼けに鯨の唄を聞いたんだ
死んだ恋の辿り着く丘
10年前の踏切で、私が置き忘れてきてしまったもの
死装束に薔薇の花
あの日、たった一度の間違いを犯した僕へ
ワケありのレイトショー
誰しもが、特別になんてなれない
1061〜1080
さぁ、私の領域に踏み入っておいで
あなたのお好みのエンドで
煙草の味を知っても、少女はまだ大人になれない
神に愛されたアップルパイ
胸が冷えるほどの悪夢を、それでも抱き締めていたかった
ハニーそろそろここへ堕ちてきてよ
優しい人の涙を見たかった
怖くて怖くて、その感情には名前すら付けられなかったの
丸裸にして、全部あげる
失ってから初めて、そのカラクリに気付いたんだ
世界は私を選んでくれない
白い足を赤く腫らして、それでも止まれぬと言うのなら
ヒロイズムは美しい (more...)
死なば諸共、毒まで食らえば
君らしくもないことを、君らしい笑顔で言うものだから
カタルシスのその後
疑心暗鬼のユダ
ボロボロでいいの。傷付いていたいの。
自分を偽るのはやめて、そうして私は悪魔になった
ディストピアが笑ってる
1081〜1100
あなたの大きく空いた穴の理由を知っている
君と宿すものなら、結局なんだっていいんだ
私の告白を、どうぞ手向けに
ここが過ちの分岐点
仕上がった彼女のメリーバッドエンド
私はあなたの理想のお人形さん
失うくらいなら手に入れたくなかった
フィルターをかけて、ハリボテの世界で
ステージの上の天使はもう踊れない
陽の光に透けた本音で
僕の為に死ななくていい、僕の為に生きてほしい
この身が焼けて、灰になっても構わないって思ったの
今夜、私の夢に遊びにおいで
懺悔の標本
レディにおしゃぶりはもういらないね
やけに静かな朝に、それは訪れた
君の綺麗事が一番美しかったよ
私の血液はビターチョコレートで出来ている
アンハピネスとおまじない
僕はね、女神様を食べちゃったんだ
私の恋人が土砂降りに濡れている